注力分野:労働事件における解決事例①
【退職届を提出したが約束した退職金が支払われなかった事例】
・依頼者 50代
・ご相談内容
勤務先から退職金を増額すると言われたので退職届を提出したが,わずなか金額しか支払われなかったとして弁護士に相談されました。増額の合意に関する証拠が十分ではありませんでしたが,ご事情からすればご依頼者の言い分はもっともなので,話し合いによる解決が可能な労働審判を選択し,迅速に申立てを行いました。
・ご対応
労働審判には,ご依頼者にもご出席いただき,労働審判員へ退職届を提出するに至る事情を丁寧にプレゼンしました。結局,証拠が十分でないことから,請求通りの金額ではありませんでしたが,解決金を得る調停が成立しました。
・清水裕二弁護士からのコメント
証拠をふまえ,事件の見通しを丁寧に説明いたします。その上で,訴訟まで争うことで,結局,不利な結論とならないように,ご依頼者を適切にリードします。